「現代福祉マネジメント」第2回「ひきこもり調査を終えて —ひきこもる人の声をもっと聴いてほしいの願いを込めて—」

現代福祉マネジメント」第2回
ひきこもり調査を終えて —ひきこもる人の声をもっと聴いてほしいの願いを込めて—」
 NPO法人仕事工房ポポロ  代表 中川健史 氏

 今回も多くのことを学ぶことが出来ました。学生の感想を掲載します。

【2年 玉野莉子さん】
 私はお話を聞いて、ひきこもりになってしまった人の支援に最も必要なことは「居場所づくり」であるということが印象に残った。ひきこもりの人を支援するとなると、経済的問題や社会に出ることが出来ていないことに目を向けがちである。しかし、そこの根底にはその人の居場所がないという大きな問題があるということを学んだ。家族との関係性、地域との繋がり、個人の人間関係がしっかりと構築されていれば、ひきこもりになることはないと感じる。また、ひきこもりの方は生きることに辛さを抱えていて、それを言うことが出来ずに一人で抱えている。人と繋がることが出来る道筋があれば、それが生きる力になっていく。  
 そのため、一番に必要な支援は人と繋がるための支援である。特に印象に残った言葉は、中川さんが本人をミラーボールとたとえた時におっしゃった、「色々な角度から光を当てることで本人が輝く。それがない状況が孤立になり、ひきこもりである。どれだけ多くの人から光をもらえるかが大切。」という言葉である。私はこれまで自立と聞くと、自分のことは自分でできるようにする、という考え方をしていた。しかし、出来ないことをできないと周りに伝え、手伝ってもらうことも自立であるということを学んだ。一人で生きていける人なんていないからこそ、助けを求めることの出来る環境づくりがこれから求められていくと感じた。本人が気軽にいつでも、助けを求めることが出来る、居場所になる、それこそがポポロである。ひきこもりをしている人は決してダメな人ではない、なにか一人一人深刻な問題を抱えているということを忘れずに、ソーシャルワーカーとして支援していきたい。「スーパー支援者になる必要はない」という言葉は、これから福祉の仕事に就きたいと思っている私の考えを大きく変えた。支援者自身も多くの人と協力しながら、助け合いながら支援していくことこそが福祉であると感じた。

次回は、5月29日(水) 10501220 関キャンパス2110教室
「災害と福祉-能登半島地震の現実を踏まえてー」
  認定NPO法人 レスキューストックヤード 代表理事 栗田暢之 氏
※どなたでも聴講できます。

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